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    私のもとへ初めてやってきた時から縄を希望していたマゾ。

    思えば初めはとてもシャイでプレイ中にもほとんど声を出すこともなかった。


    終わった後にお喋りをしている時はとてもニコニコとしながら話を聞いていたのがとても印象的だったことを憶えている。


    そんな縄男子なマゾも回を重ねるごとに少しづつ変化していくことになる。



    初めはそこを気にしてはいなかったが、数回後から手ぬぐいで口枷をすると必ず咳きこむようになった。


    なぜなのか?


    本人に確認すると苦手というわけでもないようだ。


    私がその話をしてからというもの、さらに咳きこむようになったとすら思えることからして精神的なものなのかもしれない。


    目隠しだけで試してみた。


    まぁ悪くはなさそうだった。


    グラウンドで拘束


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    このパターンだと、左右には自分で脚を揺らすことができるのが、ちょっと動きがあり私としては面白い。


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    動けるといっても拘束されていることに変わりはないのだから、本人的には動けても動けている感はあまりないのだろうね。

    もしくは逆に中途半端に動くのが辛いかもしれない。



    その次の回の時はあえて手ぬぐいで口枷をしてみた。


    やはり少し咳きこむ。


    この時はもともと好きであろう磔。


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    磔は磔で楽しいものだ。


    その柱から全く動けないという感覚は一体どんなものだろう?


    私にはあまり良く分からないが、想像するに磔好きにとっては被虐感があるのかもしれない。


    拷問スタイルだものね?


    しかし、そんなもので興奮してしまうのがマゾだ。


    この時も恥ずかしげもなく、磔られたままそこをしっかりと膨らませていた。


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    そして去年の最後、彼は一つのプランを立てた。


    吊りにチャレンジをするというものだ。


    簡単に吊りができる環境でないのが残念ではあるが、探せば吊れる場所はある。

    何か所か彼に教えたところ、なんとか一つの部屋を確保した。


    絶対にこの日は吊りをしたいと思っていたのだろう、かなり早い時間から動いていたようだ。

    そこまでして吊りをしたいという想いに私も応えたいと思うのは当然のことだ。


    まずは所謂平吊り


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    これはなかなか男性には厳しいものなのだろう。

    特に吊り慣れしていない場合はかなりキツイ。


    本人もかなりはぁはぁと息をしていたし、必死だったはずだ。

    なぜしんどいのかはここでは割愛する。


    一旦下してやっても完全に拘束を解くわけはない。


    上半身は拘束されたまま、足元だけ自由を与えられたところで、もう立っているのが精一杯だ。

    後手で吊られていなければ、今すぐにでも崩れ落ちそうだ。


    こういう時に私は何かしら相手に向かって喋っている。


    マゾというものは一人では頑張れない(と思う)


    相手がいるからこそ、その相手に頑張れと言われるからこそ頑張れるのだ。

    そしてそこに喜びを見出す。


    一人で必死に何かをしている、例えばスポーツマンはマゾではない。


    自分で課した何かに向かって頑張り、達成感を味わう人々をMだとか言うのは私的にはちょっと違うと思うのだ(こういう人は努力家という)


    マゾは自分の相手が頑張れというから、なんとか頑張る。

    もちろんその頑張れという言葉だけでなく、頑張れない時にはお仕置きをされ、ひぃひぃ言いながら、たまにはなぜ自分はこんなことを必死で頑張らなければいけないのだろうかと思うこともありながら、それでも目の前の相手に頑張れと言われてなぜか頑張ってしまう。

    それができた時、もちろん相手に褒められる。

    その時マゾというものは、苦しかったこともすっかり忘れたかのように相手に褒められることに喜びを感じてしまうのだ。


    そしてなぜか、ありがとうございますとお礼まで言ってしまう。


    それがマゾだ。


    そう考えると、自分は本当は頑張れない、頑張りたくないと思っているタイプのスポーツマンでコーチとの関係性においてマゾな人もいるだろうね(笑)



    話が随分とまわりくどくなったが、ひぃひぃ言いながらも吊りを受けるこのマゾもきっとそのまま無言で放置していたらきっと頑張れない。

    だからこそ、私はずっと喋り続け、頑張らせるのだ。


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    その先にある何かを感じて欲しいから。


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    そう思い、今まで優しくし続けてきたのだが、この時少し方向を変えてみた。


    もうそろそろいい頃だ。


    今まで私の問いかけに答えるようなタイプではなかったこのマゾに、自分の口でしっかりとお願いをさせるということは、きっととても恥ずかしく、ちょっとした屈辱感もあるのかもしれない。


    しかし、きっと知ってしまったのだ。


    自分が身を委ねた相手に無理矢理恥ずかしいことを言わされ、そこに興奮してしまったことにより、自分がどうしたかったのかということを。


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    勢いをもって相手を引っ張っていくことも大切だが、このマゾのように少しづつ時間をかけてやるというのも時として重要。



    今年に入り、方向性は確固たるものになった。


    写真や内容についてはまた次回にしよう。



    去年の最後にまた一歩キミとの距離が縮まったのではないかと思います。
    最近は私のコスチュームについても後からではあるけれどコメントをしてくれるのも嬉しく思っているよ(笑)
    言葉では足りないところはまた女王様メールなどを使い、文字の形で交わしていきましょう。


    楽しい一時をありがとう。


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